個性豊かな作品に仕上げるため、ろくろ師の手により、（体・ベース）を手作り造形しております。その後、一体づつ絵付けを施し還元焼成（かんげんしょうせい）で焼き上げました。 十人十色（全て手作り、一点ものです）表情違いを、お楽しみください。

※ 酸化焼成は、十分な酸素がある状態で焼かれる場合の焼き方の事です。
それに対して還元焼成とは、酸素が足りない状態でいわば窒息状態で燃焼が進行する焼き方をいいます。酸欠で焼成しますので土自体にある酸素や金属を求めて焼きあがって行くので、酸化に比べてより焼き締まり、深みのある色調になります。


※マトリョーシカ、コケシとも、入れ子にはなりません


少女時代、少し不気味で真っ赤なコケシが私の家には大量放置されていました。その小悪魔的な魅力に惹きつけられ、畳の上に並べては眺めるというコケシとの長い時間を過ごしました。時が過ぎ、いつの間にかコケシの事は忘れてしまっていたのですが、マトリョーシカを目にした瞬間、コケシに惑わされていた少女時代の記憶が よみがえりました。それからというもの 私の中では「マトコケ」という括りになり、マトリョーシカのルーツを探ったり、コケシの産地や顔を調べたり。そして気がつけば作っていたりもします。あの時の ミステリアスな気分を再現でき、お届けできればと思います。
マトもコケも 女児の健康な成長を願うお祝い人形です。

ひとつひとつが手作り、十人十色をお楽しみ下さい。

お祝い陶人形（マトコケ）
■サイズ　直径11cm×高さ16cm
■重さ　約1kg